ご用意いただくもの(共通・概要)
180度開くタイプのホッチキス
推奨品:MAX社製 HD-10D

HD-10D用のステンレス針
鉄製の針をご利用になると、経年で錆び、壁を汚す恐れがあります。
あったら便利なもの
打ち込み場所を記す油性ペン
フィルムを仮止めするマスキングテープやセロテープ
フィルムをカットするハサミ
誤って接着剤を付けた場合に使う ベンジンや塗料うすめ液、ラッカーシンナーなど
取り付け場所
ホッチキスの針が刺さる壁面の石膏ボード面
取り付け方法
ベースフィルムを調整する
付属の ベースフィルムは想定接着範囲よりも大きめに作られています。
取付ミスで壁紙を傷つけないためです。
最高に透明度の高い素材を選択しており、そのままでもご利用いただけます。
が、角度を変えれば映り込みや明度が壁紙と異なるのも事実です。
ベースフィルムが取り付け品の外周に出ることが気になる
取り付け場所に対して ベースフィルムが大きすぎる
といった場合、 ベースフィルムをハサミで取り付け品の壁に接する面と同じ程度の大きさに調整してください。
ベースフィルムを壁に固定する
1.ベースフィルムの保護フィルムを剥がします。
はがれにくい場合、セロテープをつけて引っ張ると剥がしやすくなります。

2.取付品とベースフィルムを合わせて、どこに針を打ち込むかマーキングします。
隠れますので大体で大丈夫ですが、「ここをはみ出すと見えてしまう」という部分が分かるようにマーキングすることがオススメです。

打ち込む場所は下記3項の図をご参照ください。
3.マーキングした部分を参考にホッチキスでベースフィルムを壁に固定します。
下記の図のようにホッチキスの針を打ち込み、固定します。
均等に8ヶ所以上打ち込んでください。
針の打ち込み数はは下段の「 使用静荷重に対する打ち込み数ご参考表 」をご参照ください。
取り付け品で隠れる部分に打ち込むことで、取り付け後にホッチキスの針が見えなくなります。

ベースフィルムが複数に分かれる場合はそれぞれのフィルム内で均等に打ち込んでください。

使用静荷重に対する打ち込み数ご参考表

※取り付け品本体と積載品を含んだ重さです。
※こちらの荷重は壁面とベースフィルムの数値ですので、取り付け品全体の耐荷重を示すものではありません。
ベースフィルムへ取り付け品を装着する
ベースフィルムに接着剤で取り付け品を装着します。
針の打ち直しを行った場合は貫通孔から接着剤が壁につかないよう、お気を付けください。
接着剤タイプ
当店のスタンダードタイプです。
下記の「接着剤の正しい使い方」をご参照ください。
両面テープタイプ
ベースフィルム、接着品の汚れ・油脂を取り除きます
両面テープの保護フィルムを剥がし、接着品に取り付けます。
接着品をベースフィルムに取り付け12時間放置します。
ボンドタイプ
- 「ベースフィルム(A)」に接着剤を薄く塗る
- 「取り付け品(B)」に接着剤を薄く塗る
- しばらくA,Bをそれぞれ乾燥(20℃の場合5~10分)させる
- ヘラにつかない程度に乾きつつあるAとBの接着剤を塗った部分同士を強く圧着する
可能であればゴムローラーや木製ハンマーでより強く圧着させてください。
複数枚のベースフィルムを並べている場合、フィルム端に接着剤を塗布するとフィルムとフィルムの隙間から壁に付着する恐れがあるので、5mm程度の距離を取ってください。
接着剤が多すぎると圧着時にフィルムからはみ出る恐れがありますのでご注意ください。
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